ミカゲの経済日記

ミカゲの経済ブログです。日本企業の業績推移などをまとめています。

リース株 驚異の連続増配集団 三菱UFJリース 芙蓉総合リース みずほリース

私は現在米国高配当株に投資していますが、資産規模が大きくなったら徐々に日本株にもシフトしていこうと思っています。そんな日本の高配当株といえばJT三菱商事伊藤忠メガバンク3社らへんが有名ですが、私は上記の銘柄以外にリース業界についてもちょこっと調べていた時期がありました。結構高配当なうえに株主優待が充実してて魅力的だったので。

 

リースは顧客が利用する機械、設備を肩代わりして購入し、長期にわたって定額のリース料で貸し付けるという事業。(芙蓉総合リースHPより)つまり携帯大手3社みたいに毎月ある程度の収益を安定して受け取っているのではと思ったわけです。

 

収益の安定が期待できるのであれば配当だって安定して出してくれるに違いない。そう思い、規模が大きいリース業者3社(三菱UFJリース芙蓉総合リース、みずほリース)の業績について調べてみるとざっとこんな感じになりました。

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三菱は売上高が若干上下しつつも営業利益は4年連続増益、芙蓉総合は売上高、営業利益、当期利益のすべてが右肩上がりで調子良好といった感じ。

みずほは売上高が上下しつつも営業利益、当期利益ともに5年連続増益。まあ3社ともに業績は安定しているといっていいのかな。営業利益が低いのが気になるけども、3社似たようなもんだしこれが通常なんでしょう。

 

まあ業績安定というのは分かりました。続いては肝心の配当です。3社の配当実績はというと、

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見事に全社右肩上がり。2021年度は予想値ですが、このままいけば三菱UFJリースは22期連続増配、芙蓉総合リースとみずほリースは16期連続増配。日本株ではこれだけ連続して増配している企業はなかなかないです。今後も増配記録を更新してくれることに期待したいです。

 

ただ芙蓉総合リースとみずほリースに関しては、株価が上がったせいか配当利回りがそれぞれ2.87%、2.46%と高配当ラインの3%を切っているので、もし私が買うとすれば配当利回り4.46%の三菱UFJリースになると思いますね。

 

それに株価も芙蓉総合リースが2月8日現在7650円、みずほリースが3405円であるのに対して三菱UFJリースリースは571円。非常に買い増ししやすい。また3つともPERも15倍以下、PBRも1倍を切っているので現時点でもまだまだ割安。リース株を配当と長期投資目的で保有するというのもありなのかな。私が投資するときには状況がだいぶ変わっているでしょうが。